やりとりは、チャットだけ
実証実験で、名前のサインを刺繍データにしたときの流れです。
- あなた名前のサインを刺繍にしたい。もっとおしゃれに崩して。
- Embroid筆記体を崩した図案を起こしました。途中で糸を切らずに縫える一筆書きにしています。
- あなた幅は 9cm くらいで。
- Embroid91×50mm で書き出しました。PES・JEF・EXP・VP3・DST の5形式です。

描けても、縫い方で止まる
刺繍ミシンで縫うには、図案を「どこに、どの順で、どの向きに針を落とすか」という刺繍データに変える必要があります。
- 専用ソフトが要る
- データ作成の編集ソフトは操作を覚えるのに時間がかかり、価格も安くありません。
- 職人の判断が要る
- 生地や糸の性質を踏まえて、縫い方・密度・針目の長さを決める必要があります。
- 外注すると試せない
- 外注すると1回ごとに時間がかかり、縫ってみて直す、を気軽に繰り返せません。
Embroid は、この判断の部分を引き受けます。あなたは「どんな刺繍にしたいか」を言葉で伝えるだけです。
Embroid ができること
- 会話で作る
- 言葉の指示から、デザイン案の作成と刺繍データ化までを一貫して行います。気になったところは、そのまま言葉で直せます。
- 刺繍の技法23種を使い分ける
- サテン、タタミ、クロスステッチ、フレンチノット、チェーン、スティップリングなどを、図案の意味に合わせて選びます。雲はふんわりしたスティップリング、茎はより糸のようなステムステッチ。
- 縫いやすさまで設計する
- 糸を切る回数、同じ穴に針が集中する箇所、針目の長さを確認してから書き出します。
- 立体感を糸で出す
- 糸の向き・密度・針目の長さを変えて、1色の糸でも丸み・影・光沢を表現します。
01
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主要なミシンに対応
- BrotherPES
- JanomeJEF
- BerninaEXP
- Husqvarna・PfaffVP3
- 業務用DST
実証実験で縫ったもの
エージェントとの会話だけでデータを作り、実機で縫い、その結果を伝えて直す、を繰り返しました。左が実物、右が Embroid の作った刺繍データです。

技法見本「庭」100×100mm 枠
1枚の中で14種類の縫い方を使い分けました。太陽は放射ぬい、雲はスティップリング、葉は曲がる列の境目で葉脈を表すタタミ。

技法見本「ピクニック」100×100mm 枠
16種類の縫い方を使い分けました。ギンガムの敷物はクロスステッチ、縁はブランケットステッチ、バスケットはサテンの格子。

線画「うさぶた」ワークショップ向け
AI に描かせた線画を、線はサテン、目はタタミで、かわいく縫えるデータにしました。

ロゴのクロスステッチ
「3D Lab」のロゴを、手刺繍風のクロスステッチに。物体ごとに一筆で、表には X の形だけが出る縫い方です。

立体表現の試し縫い検証中
左から「平ら」「曲面」「曲面+影+光」。糸の向きと密度だけで丸みを出す実験です。

試し縫いの指摘は、次のデータに残る
糸切れ、密度不足、意図どおりに見えない表現。試し縫いで見つかった課題は、その都度会話で伝え、データの修正と、エージェントが次回から使う知識の更新までを行いました。
- マグの表面の糸切り
- 49→1回
- 見本1点全体の糸切り
- 55→21回
- 見本2点で使い分けた技法(全23種のうち)
- 21種
作り方
- 1
伝える
作りたいものと大きさを、言葉で伝えます。図案がなくても始められます。
- 2
データになる
Embroid が図案を起こし、縫い方を選んで、刺繍データに書き出します。
- 3
縫ってみる
お使いのミシンで、そのまま試し縫いします。
- 4
言葉で直す
「面の隙間が目立つ」など気になった点を伝えると、データが直り、知識として残ります。
これから
- 刺繍データ作成を体験できるワークショップでの提供を予定しています。
- 学習する技法と、対応するミシン・生地の種類を広げていきます。
- 11月中を目処に、β版の公開を目指しています。
東京・湯島の 3D Lab で、Embroid と会話して刺繍を縫うワークショップを開いています。
作りたいものがある人が、そのまま刺繍にできる。その状態を、ワークショップなどを通じて広げていきます。
開発・運営 株式会社ウォーカー
